E8 Yamagata Shinkansen

2024年春の営業開始を目指す新型山形新幹線E8の内外装デザインを監修しました。
「最上川の歴史に共通する新幹線がもたらす”豊かさ”、そこから生まれる”風土や人の交流”を促す車両として、『豊かな風土と心を編む列車』がコンセプトです。
先頭はより進化した印象のアローライン形状で現在のE3系より3m長い9mに。車体上部にはおしどりパープル、車体色として蔵王ビアンコ、帯色に紅花イエローをそれぞれ継承しています。
グリーン車の内装は「最上川と月山」をカラーテーマに。中央通路部は最上川の流れをモチーフとし、シートは豊かな針葉樹林の広がる月山の緑色と水面の印象を組み合わせています。
普通車も中央通路部に最上川の流れをモチーフとした柄を通し、座席には陽に照らされる紅花色を配色。紅花が抽出されるプロセスをグラデーションで表現しています。